誕生日やクリスマスといったイベントは、女性にとって大切なもの。大好きな人のために、事前にさまざまなプランを練りますよね。

喜ぶ顔が見たくて用意したプレゼントや料理、お店やお出かけ先。「どんな顔するかな~♪」とワクワクしながら当日を迎えたのに、彼からはいつもと変わらない無表情でひと言、「あ、ありがとう」と言われただけ……。

こんなふうに、自分が思っていたほどの反応をしてもらえなくてがっかりしたこと、ありませんか? これもまた、男女の考え方の違いから起こること!

男性は、決してしてもらったことがうれしくないわけではありません。ただ、気持ちを態度で表すのが苦手な人が多いだけなのです。

女性だけでサブライズ誕生日会などをすると、たいてい!うわぁ、ありがとう!すごくうれしい!」という反応が返ってきて、「喜んでもらえた! やってあげてよかった!」と素直に思えますよね。

でも、それと同じ反応を男性に求めてはいけません。

自分の父親に、父の日のプレゼントを渡したら、「ありがとう」のひと言しかなくて、それほど喜んでいるとは思えなかったのに、後日母親から「あなたからネクタイをもらったのが相当うれしかったみたい。毎日つけていきそうな勢いよ」なんて言われた経験がある人もいるのではないでしょうか?

このように、男性は、うれしくてもその気持ちをどう表現したらいいかがわからないだけなのです。もっと言ってしまえば、「ありがとう」のひと言で、喜びと感謝の気持ちを十分に伝えられたとすら思っています。

とはいえ、自分の用意したものに対して、あまり反応してくれなかったら、誰でも少しは寂しさを覚えるものですよね。

でも、そこであなたが「ねえ、本当にうれしいの? どうして、そんなに反応がにぶいの?」と問い詰めてしまうと、それまでは「うれしいなあ。いい彼女だなあ」と思っていた彼も、「本当にうれしいってば。しつこいなあ」と不機嫌になってしまいかねないので、注意が必要です!

では、どうするのかよいでしょうか。

ポイントは、「笑顔」!

以前、会社の課のみんなで上司に誕生日プレゼントを渡したときのことです。上司は受け取っただけで、包装紙を開くこともなく「ありがとう」とだけ言い、その場をすませてしまいました。

あまり盛り上がらない雰囲気のまま、その場が終わりそうになったとき、ある女性が、「喜んでいただけてよかったです! みんなで一緒に考えたんですよ~。ぜひ、ゆっくり見てくださいね」と、上司に言いました。

すると上司は、「本当にありがとう。照れくさいから家で開くつもりだったけど、やっぱり、今見させてもらうね」と言い、その場で包みを開けてくれたのです。

後日、「この間、みんなからもらったゴルフウェア、昨日使わせてもらったよ」と、わざわざ報告までしてくれました。

こんなふうに、たとえ男性の反応がにぶくても、「ありがとう」の言葉が聞けたら、「喜んでくれてよかった!」と笑顔で言ってあげてください。

笑顔でたたみかけられたら、いくら反応が苦手な彼でも、思わず「本当にうれしいよ」と言えてしまえるような空気をつくりだすことができます。そんな彼の反応を見ることができたら、自分自身もよりうれしくなれますよね。

ただし、それでも「してもらうのが当たり前!」なんていうふうに思っている男性は、言語道断。そんな彼氏だったら、今すぐサヨナラすることです。

 

「彼が、記念日を覚えていてくれない……」

多くの女性が、恋人に対して持つ不満の一つに、覚えていてくれない、言ったことをすぐに忘れる、ということがあります。

先日も、友人からこんな話を聞きました。

「つき合って一年記念の日に、食事に行ったの。私、もしかしたらプロポーズされるかも! なんて思って、ちょっといいお店に行けるような服装で行ったら、連れて行かれたのは普通の居酒屋……。じゃあ帰り際に言ってくれるのかな、もしかしてお泊まりかな、なんてポジティブに考えて待ってたのに、結局なにもなくて。悔しくて別れ際に『今日、なんの日か知ってる?』って聞いたら、まったく覚えてなかったの……」

そう、残念ながら、男性は、とにかく覚えていられない生き物なのです。

こんなとき、女性は悲しさや寂しさ、悔しさから男性を責めてしまいがちですが、男性にしてみたら、「苦手なものは、苦手なんだよ……」としか言いようがないわけです。

これは、走るのが遅い人に、「どうして、速く走れないの?」と聞くのと同じくらい、意味のない質問だと言えます。

しかし、不満を持っているのは、なにも女性だけではありません。女性が男性に、「どうして覚えていてくれないの?」と不満に思う一方で、男性は女性に対して、「どうして過去の失敗やケンカをいつまでも忘れてくれないんだ」という不満を持っているのです。

女性は、男性と違ってものごとを覚えておくのが得意ですが、いいことだけではなく、イヤなことも詳細に記憶してしまっています。

一度は許したことや忘れようとしたことでも、同じことがくり返されそうになったときには、思わず「前にも同じことしたよね? 本当に、あなたっていつも……」と言ってしまいがち。

すると、「前は前でしっかり謝ったし、そっちだって許してくれたのに、どうしてあとになって、また過去の話を持ちだしてくるんだ!」と男性は女性にイライラしてしまいます。女性だって、過去のことを何度もむし返されたらムッとしますよね。

このように、「得意・苦手」なことが原因のケンカは、お互いさまなことなので、「そういう人なんだ」と割り切ってしまうことが必要です。

男性は、忘れようと思って大事なことを忘れてしまっているわけではありません。

一度にたくさんの出来事やものごとを記憶するのが苦手なので、頭から抜け落ちてしまうだけなのです。そこをきちんと理解してあげてください。

一方、その「覚えていられない」性質のおかげで、女性が助かることだってあります。

それは、「忘れてほしいこと」も忘れてくれることです。あなたがしてしまった失敗や、ケンカで思わず言ってしまったひどいことも、翌日には「そもそも、なんでケンカになったんだっけ……?」と、すっかり忘れてくれています。

ですから、「覚えていてほしい」ことを忘れてしまったときも、「覚えておくのが苦手だもんね」と広い心で受け止め、もう一度説明したり、「明日は記念日だから、一緒にすごす時問をつくってね」とやさしく言ってあげましょう。

男性の「覚えていられない」「すぐに忘れる」性質は、女性にとって困ることもありますが、感謝すべき場合だってあります。困る部分だけフォーカスして怒るのではなく、人には得意・不得意なことがあるのだと寛大になって、やさしく接することです。

 

先日、旅行の計画を立てるため、女友達数名と食事に行ったときのこと。それぞれ行きたいところ・やりたいことなどを持ち寄って、ガイドブックを見ながらわいわい。

食事が運ばれてきても話は止まらず、本当に盛り上がったのですが、その中の一人が深いため息をつき、こんなことをこぽしていました。

「どうして、男ってこういう楽しさがわからないんだろう……」

先日、彼と旅行に行ったばかりだという彼女。

「せっかくの旅行だし、いろいろな場所に行きたい」と思い、「初日は午後しか時間がないから、買い物にして。翌日は、朝早くから海に行って、有名なレストランでランチしたあと、午後は市内観光かな……」など、楽しい旅行にするための計画を一所懸命考えたそうです。

そして彼とのデート中に、その話を持ちだしました。しかし彼は、

「えっ、俺は○○にさえ行ければいいから、そこまで細かい計画を立てなくてもいいよ。最悪、○○に行けなくても、旅行って、その場所に行くだけで楽しめるじゃん」

と、事前にスケジュールを立てる気はまったくなし。「なに、この温度差?」とショックを受けたと言っていました。

男性は、過程や思い出より結果や目的を大事にする生き物。

彼らは基本的に、「旅行を思いきり楽しむこと」という目的を達成することしか考えていません。

ですから、そんな男性に対して、「なにそれ。旅行楽しみじゃないわけ? なんでそんなに投げやりなの?」と言ってしまうと、

「楽しみじゃないなんて、言ってないだろ! 行くだけで楽しいのに、細かく予定決めなくてもいいんじゃないか、って言っただけだよ!」

などと不機嫌になり、ケンカになってしまいます。

一方の女性は、結果や目的よりも、。過程‘や思い出を大切にする生き物。

楽しい旅行の計画を立てるという「過程」の部分を彼と一緒に行なうことで、それもまた一つの素敵な思い出にしたいと考えています。たとえ、そのスケジュールが一から十まで実現しなくても、問題はないのです。

ですから、その思い出づくりに参加しようとしない彼を見て、「楽しみじゃないんだ……」と悲しい気持ちになるのは、女性からすれば当然のこと。「女子同士ではこんなに楽しくわかり合えるのに……」と思ってしまいますよね。

でも、これも男女の違いだと割り切りましょう!

「過程や思い出づくりのため」ではなく、「結果や目的達成のための行動」だと男性に思わせれば、うまく男性を動かすことができますよ。

例のような場合では、

「いろいろ調べていたら、気になるところがたくさんあって……。でも、全部回るのは無理でしよ? だから、向こうで思いっきり楽しむために、ある程度、場所とか費用とか調べておきたいから一緒にガイドブックを見てくれない?」

と、声をかけてみるといいでしょう。

そうすれば、過程部分も「結果や目的達成」にからめて男性を巻きこむことができます。一見、女性が気をつかっているように見えますが、結果は女性が望んだものになっているのです。

重視している部分が違うだけで、女性も男性も見ている方向は同じです。ケンカにならずに、過程の部分から結果の部分まで、ともにいい道をたどっていくことができるかどうかは、女性であるあなた次第なのです!